
WOC看護認定看護師は2007年7月より一般の皆様にわかりやすい名称へ変更となり皮膚・排泄ケア認定看護師となりました。英語表記はこれまでと同様に「Wound Ostomy and Continence Nursing 」とし、対象領域がわかるようにしています。
W(Wound)=創傷のこと。
健常な皮膚を維持するためのスキンケアを通して、皮膚のトラブルや傷が出来ないように看護します。また創傷がある方に対してもスキンケアの実施や創傷が治りやすい環境を整え、創傷治癒の促進をはかります。
主に創傷ケアではこんなことをします
O(Ostomy)=ストーマ(人工肛門、人工膀胱)のこと。
ストーマケアはストーマをもつ方、これから手術を受けられる方に対して、ストーマとストーマ周囲皮膚などの管理、ストーマ装具の選択、日常生活へのアドバイス、精神的なサポートなどを行います。
主に、ストーマケアではこんなことをします
C (Continence) =失禁(排泄物のもれ)のこと。
失禁ケアは便・尿失禁に伴う問題の改善を促すケアです。特に病気や手術後に発生する失禁に対する排泄管理、失禁による皮膚のかぶれなどの改善と予防を行います。
主に、失禁ケアではこんなことをします

定期検診で、精密検査を薦められ、手術をすることになったのですが、「新しく人工肛門・膀胱(ストーマ)をおなかにつくりましょう」と言われました。人工肛門・膀胱(ストーマ)って何でしょう?
おなかにつくった“排泄のための口”で、お通じやお小水がでてきます。腸や膀胱の病気のある部分を、手術で切除したあと、新しくおなかにつくられるのです。
治療のために、一時的につくることもあります。
ストーマの位置は、病気の状態や管理のしやすさを考え、患者さんと相談しながら決めます。排泄のコントロールが難しくなりますが、専用の装具を使えば大丈夫です。
ストーマを持っている人は 、日本に約12万人ぐらいいます。

■装具ってどんなもの?どう扱えばいいのか・・・
装具については、清潔で扱いが簡単なものがいろいろできていて、その人にぴったりのものを、通販でも買うことができます。
いつも適切に装具をつけていれば、お通じやお小水は漏れません。
装具にある程度たまったら、トイレで捨てます。装具は、数日で交換します。
お風呂も毎日入って、仕事や外出も、入院前とほとんど同じように生活ができます。
そのためには、自分に合った装具を選び、管理する事が大切です。
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■装具をつけた生活が、毎日続くとなるとどうすればいいのか。ちゃんとできるかな。最近は、装具の扱いが簡単になったと聞きますが、みなさん、どうしているのでしょう。
Q.においがもれませんか?
今普通に使われている装具は、においが外に漏れないようになっています。
ガスが多い場合は、においの成分を取り除いて、ガスだけを外に出すフィルターつきの装具もあります。
Q.お風呂に入る時はどうするの?
着けたままで大丈夫です。入浴用の装具もあります。
Q.装具がいつも必要となると、費用はどのようになりますか?
費用はかかりますが、費用の一部を負担してくれる制度があります。
Q.困ったことは誰かに聞けますか?
装具やケアの方法は、どんどん進歩しているので、新しい情報を知って 取り入れることが、大切ですね。
困ったときは、病院の看護師に相談できます。ストーマケアを専門にしている ‘ストーマ外来’を開設している病院もあります。
看護師の中には、人工肛門 、人工膀胱、じょくそう(床ずれ)、 失禁(尿漏れ)などに対応するために、講習を受けたり、 専門的に学んだ看護師がいます。
日本看護協会認定の“皮膚・排泄ケア認定看護師”と、海外で認定を受けた“ET・WOCN”が活躍しております。